エコキュートの修理っていくらかかるの?交換したほうがお得ってホント!?
投稿/更新日:2019/07/23 (火)エコキュートの調子が悪くなってしまったとき、「修理と交換どちらがいいの?」と疑問を抱かれる方も少なくありません。故障時に修理をお願いするお客様は多いですが、エコキュートの経年状態によっては交換の方がお得な場合もあります。
今回は、エコキュートのよくある故障や対処法、修理と交換の費用比較などについてご紹介します。エコキュートの見積もり比較王の当社ならではの、料金比較のアドバイスもさせていただきます。さらに、お客様自身でできる「エコキュートの寿命を伸ばすポイント」もご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
よくある故障の症状と修理内容
エコキュートにまつわる、よくある故障の症状を修理内容と併せてご紹介していきます。
お湯の温度が定まらない・お湯が出ない
普段、シャワーを浴びているときに急に水になって驚いたという経験がある方もおられることでしょう。
この現象が、お風呂のシャワーのみで起きている場合には、エコキュートの故障ではなく、「サーモスタット水栓」が故障していることが考えられます。サーモスタット水栓とは、シャワーの温度を調節する混合水栓のことです。修理内容としては水栓の交換となるでしょう。
一方、シャワーのお湯だけではなく、キッチンや洗面所などのお湯の温度も定まらない場合には、エコキュート本体の不具合の可能性があります。お家全体でお湯の異常があり、さらに毎月の「水道代」や「電気代」が何故か急に上がったような場合は貯湯タンクや配管、ヒートポンプユニットからの水漏れによりお湯を貯めることができなくなっている可能性があり、この場合は、貯湯タンク、ヒートポンプユニットの部品交換等での対処となるでしょう。
湯船にお湯がたまらない
湯船にお湯を溜めるボタンを押して「お風呂が沸きました」などのアナウンスが流れたのに、いざ湯船に浸かろうとしたら全くお湯が溜まっていなかったなどの経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
お風呂の湯船にお湯が溜まらないというトラブルは、「水位センサー」などが故障している場合があります。ここで先に確認しておきたいのが、「水位の設定が下がっていないか」です。ごく稀に、子どもがボタンを勝手に押してしまい、水位設定が下がっていたためにお湯が溜まっていなかったなどの場合があるからです。
また、循環器口やごみ受けフィルターなどのゴミ詰まりも確認しておきましょう。湯船にお湯が溜まらないトラブルの原因として多いのが、入浴剤の残りカスや髪の毛などのゴミが詰まっていることです。修理業者に相談する前に、水位センサーやゴミの詰まりも確認しておきましょう。
水位設定やゴミ詰まりではなかった場合は、水位センサーの故障が疑われますので、修理業者に相談することをおすすめします。
水も出てこない
お風呂やキッチン・洗面所などの水道の、どこからもお湯も水も出てこない場合には、「止水栓が閉まっている」か「水道管が凍結している」「お住いの地域で断水している」などの理由が考えられます。
まずは止水栓を確認してください。止水栓が閉まっていた場合には、止水栓を開ければ水が出るようになります。
そして、気温が低い日に起きる凍結ですが、しばらくしても水が出ないようでしたら、専門業者に相談することをおすすめします。ご自身でお湯などをかけてしまうと、水道管が破裂してしまうなどの思わぬトラブルが起きる可能性があるからです。
また、お住いの地域が断水していた場合には、断水が解除されなければ水を出すことができませんので断水解除まで待ちましょう。
エコキュートの寿命は10〜15年と言われています。寿命や基盤の劣化などが原因で起きるトラブル以外は、多くの場合、お客様の操作だけでトラブルを解決することができます。
まず、エコキュートのリモコンに「エラーコード」「エラーメッセージ」が表示されていないかを確認してください。もし表示されていたら、エコキュートの製造メーカーの「取扱説明書」または「公式ホームページ」からエラーコードとその対処法を探します。
記載されている対処法をご自身で試してみると、トラブルを解決できるでしょう。もし、対処法を試しても解決しなかった場合は、エコキュートの製造メーカーに相談することをおすすめします。
詳しい内容は、下記URLをご覧ください。
エコキュートの「修理」と「買い替え」の料金比較
それでは、エコキュートの「修理」と「買い替え」の料金を比較してみましょう。
部品交換・部分的修理等 | 5万円前後 |
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ヒートポンプの基盤交換 | 15万円前後 |
エコキュート本体の買い替え(工事費含) | 30〜50万円前後 |
このように、エコキュートの本体の買い替えは高額になってきます。不具合の内容が軽微なもので、設置から2〜3年であれば「部品交換・部分的修理等」でも良いかもしれません。
しかし、先述の通り、エコキュート本体の寿命はおよそ10〜15年です。部品や基盤のトラブルが起きたのが、エコキュートを設置してから8〜9年ほどたってしまっている場合には、部品や基盤を交換したとしても他の部分の劣化によるトラブルがまた起きる場合があります。このような場合、初めからエコキュート本体の買い替えをしてしまった方が安く済むこともあるでしょう。
ご自宅のエコキュートが何年経過しているのか分からない方は、修理業者と相談しながらどのような対応を取るのかを決めると良いですね。
一括見積もりをして出来るだけ安く買い換えよう
エコキュートに不具合が生じて、修理や買い替えを依頼することになったら、まずは専門業者に見積もり依頼し金額を確認しますよね。そういった場合に、出来るだけ修理または買い替えの金額を安く済ませいたと考える方も多いはずです。
しかし、1社だけの見積もり金額では、その業者が安いのか高いのかを判断できないですよね。そこで、見積もりをとってもらう際には、複数社に見積もりをお願いすると良いでしょう。複数社の見積もりを比較することで、どこが一番安いのかを考えることができます。
さらに、複数社に見積もりをとってもらうことで、金額だけではなくサービス内容も比較することができます。「このサービスは無料でやってくれる」「この業者にはこのサービスが付いているが、こっちの業者には付いていない」など業者によってサービス内容も異なってきます。しっかり比較して、よい業者を選びましょう。
故障によるお急ぎの方、
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一括見積もりは「エコキュートの見積もり比較王」にお任せ
ご自身で何社も見積もり依頼をするのは大変ですよね。そこで、エコキュートの見積もり比較王をぜひご利用ください。当社では、実績のある業者を「最大5社」まで一括見積もり依頼することが可能です。
5社にまとめて見積もり依頼をして、現地調査をしたあと、見積もりが出されます。各社を比較して1社に絞っていただいた後は、当社で他4社にお断りをするため、お客様が断りづらい思いをすることは一切ありません。
また、現場調査日を決める際には、お客様の都合の良い日程を教えていただき、当社の専門アドバイザーが修理業者とのスケジュール調整をさせていただきます。エコキュートの見積もり比較王は、お客様と修理業者を中立的にお繋ぎいたしますので、ご不明点などございましたら何でも当社にご相談ください。
一括見積もりを行い、出来るだけ安い金額でエコキュートを買い替えましょう。
エコキュートの寿命を伸ばすためには?
最後に、エコキュートの寿命を少しでも伸ばせるようなポイントをご紹介していきます。先ほどもご紹介した通り、部品交換ならまだしも、エコキュート本体を買い換えるには大きな費用がかかります。そこで、下記の点に注意しておくと、エコキュートの寿命を伸ばせるかもしれません。ぜひ試してみてください。
入浴剤は控えめにする
入浴剤の残りカスがフィルターや循環器口に詰まることが原因で故障する場合も考えられます。髪の毛などのゴミは自然と出てしまうものなので仕方がありません。しかし、入浴剤の使用は自分で控えることが可能です。
エコキュートの製品の中でも、濁り湯を追い炊きすることを禁止しているメーカーもあるため、あらかじめ入浴剤を使えるかどうかの確認をしておくと良いですね。
「ヒートポンプ」と「貯湯タンク」を1年に数回掃除する
エコキュートは、「ヒートポンプ」と「貯湯タンク」の2つの機器から成り立っています。ヒートポンプはお湯を作る機器、貯湯タンクはヒートポンプで作られたお湯を貯めておく機器です。
この2つの機器には常に水かお湯が入っていますが、水道水の不純物が沈殿することがあります。その沈殿物が溜まると故障の原因になり得ます。そのため、1年に数回程度は、ヒートポンプと貯湯タンクの中の水を抜いて不純物を取り除くと良いでしょう。